モデリング覚書

3DCG勉強中。Maya中心に3DCGツール周りの覚書と制作記など。

移転しました。

【奮闘記:ゲーム用のキャラを作りたい】1. 人型のメッシュにリグ入れしてモーション確認

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今回からキャラ作りしていきたいと思います。
くどいですが前回書いた通り、作り方全くわかっていません。

わかっている事はUnityちゃんの走らせ方だけ。
take-model.hatenablog.com

このUnityちゃんをどうやって自分のキャラに置き換えればいいのか…。 何もわからない中、色々記事を漁って参考になる動画をみつけたので、今回の記事ではリグ入れまですることが出来ました。

※とりあえず今回は動かすことを目標としているので、メッシュは適当に人型に見えるものを作りました。

参考動画発掘

Mayaで作ったキャラをUnityで動かしたい。 という要望にピッタリの動画を見つけました!
area.autodesk.jp

Autodesk公式の動画です。
この手順に沿っていけばなんとかなりそう。

どうやら2017年にAutodeskとUnityで協業を発表したようで。 知らなかったので意識してなかったですが、この2つ相性良さそうですね~。

一先ず、手順に沿って進めてみます。

1. Quick Rigで自動リグ入れ

まずはQuick Rigでリグ入れです。
ボタンをポチポチするだけで、人型であれば自動でリグ入れしてくれます。最高。
(これがあるから良いや と思ってリグの勉強全然してません。笑  この機能に依存しまくり)

先に別記事で、この手順は済ませておきました。
take-model.hatenablog.com

2. Delta Mush適用

Quick Rigでリグ入れ(ウェイトも微調整)した後、 動画では[Deform]>[Delta Mush]を適用しています。(動画 9:50~ あたり)
Delta Mushを適用すると、スムーズにかたちを変形できるそうです。

動画と同じように Delta Mushを適用しました。

3. Bake Deform

Delta Mushを適用した状態だと、Unityに持っていけないそうです。(というかDelta Mushでスムースしたのが効かなくなってしまうんですかね? )
なので、これをBakeする必要があります。
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  1. まずはコピーします。
    f:id:take_model:20190321173654j:plain:w300
    ※ コピーすると下の画像のように、コピーした方はリグを動かしても腕がついてきません。  f:id:take_model:20190321173702j:plain:w300
  2. [Deform]>[Bake Deformation to Skin Wights]をクリック。
    f:id:take_model:20190321173714j:plain:w200
  3. コピー元のメッシュとルートジョイントを選択し、[Source]をクリック。同じようにコピーした方も選択し、[Destination]をクリック。
    [Number of influences] は動画と同じ4にしました。 (数値がどう影響するかわかっていないで、とりあえず…)
    f:id:take_model:20190321173708p:plain:w600

以上の手順でコピー元→コピーへのBakeが完了。
完全に同じにはならないそうですが、まあまあスムージングが反映される模様。
左がコピー・右がコピー元です。(コピーが少し角ばってますね)
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Human IKで定義

  1. Human IKを開き、定義します。
    やり方がわからない方は動画みると良いです。15:10あたりから。
  2. 定義が終わったらロックします。
    f:id:take_model:20190321173722p:plain:w200

モーションキャプチャデータ読み込み・割当て

動画16:10あたりから、モーションキャプチャデータ読み込みをしています。

ここで、モーションキャプチャデータってどこにあるの??? ってなりました(汗)。
色々探したところ、Maya2019ではContents Browserにあることがわかり、この中のものを使うことにしました。

  1. [Contents Browser] で [Motion Capture] で好きなモーションを選択。
    f:id:take_model:20190321173727p:plain:w500
  2. 読み込まれました。
    f:id:take_model:20190321173747j:plain:w300
  3. Human IKのソースを、読み込んだモーションにするとメッシュと関連付けがされる模様。
    f:id:take_model:20190321173650p:plain:w300

動いた

以上の手順を終え、アニメーションを実行します。
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いや~、一部自動化されてるとはいえ、結構大変ですね。

とりあえずモーション確認まで出来たので、今回はここまで!